見えないものに

嬉しいことがあった。あるお客様がご注文時、これください！と、携帯を手にしながら言われた。覗いてみると、なんと、先日のゆずソーダの写真だった。とても嬉しかった。実は今まで何度もケーキやジュース、ランチについて書いてきたけれど、初めてのことだったから。見せてくださったのは。今までもご覧くださっているお客様はおられたかとは思うけれど…。目の前では初めて。本当に嬉しかった。そして、励みになった。僕の好きな言葉に『わたしたちは見えるものではなく、見えないものに目を注ぎます。目えるものは過ぎ去りますが、見えないものは永遠に存続するからです。』というのがある。見て確認できるもの。実感できるもの。見えるもの（実態があるもの）に安心感、満足感を覚えてしまう。『しるし』に心を奪われて。でも本当に大切なのは、そのもの自体が見えないもの、わからないものに対して、直に結果がでなくても、反応がどうなのかわからなくても、心を騒がせず、心静かに続けること。信じること。そう改めて思えた出来事だった。『見てる人は見てる』とよくいうけれど、一時のことではなくずっとご覧になっている神。常に導き励まし続けてくださる神。共にある神。そのことをしっかり感じとれる心でありたい。もちろん、見える、確認できる出来事にはちゃんと向き合い、丁寧に対応しながら。そして、多くの方々に支えられ、用いられ、励まして頂いていることに感謝して。