「地球は宝に満ちている」と題した詩を、18日からのガラス絵作家の児玉房子さんが書いておられるのですが、とても素敵なメッセージなので、ご紹介したいと思います。
(2000年倉敷でのコスタリカガラス絵展の資料参照)
春の光の中に新しい芽が萌え出で
青い海の中の魚の群はいっせいに向きを変える
風と樹は清い大気を放ち 山羊は乳をしたたらせる
鶏は玉子を産み 雲は雨となって大地を肥やす
地球は宝に満ちている
人間が武器を持って人間を殺すようになって
どれくらいの時がたつのだろうか
古墳の中に眠っていた壇輪さえも
剣を持った「武人」がいた
古代 中世 近世 そして現代も
戦争への脅えは私たちから去らない
今、私たちの地球は新しい年を迎える
「世界でただ二ヶ国だけが平和憲法を持っている」
日本とコスタリカ
五十年間軍隊を持たず軍事費を教育費に当て
ぼくたちの国は武器を持って戦いませんと
コスタリカの子供たちは胸をはる
春に種を蒔くと 秋に実り
海に網をおろすと魚が獲れる
この地球は宝に満ちている
武器はいらない!
昨日15日、63回目の終戦記念日。この日は、色んな事を考えさせられる日だった。そして今日、今回のガラス絵展でもお世話になっている方に、この詩が書いてある資料を借りているのを思い出した。みなさまにもご紹介したくて。
18日からの展示会では、「平和」について何か考えるきっかけに…なればと願いながら、幾つかのプログラムを実施します。
また、詳細は後日ご報告いたします!
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